社員インタビュー#5 サンフランシスコで働く日本人。マイルドな物腰に隠れた、熱い仕事観とは?
弊社は世界最大の翻訳および言語テクノロジー企業であり、ニューヨーク本社を中心に、全世界に支社を展開しています。 今回は、サンフランシスコ支社で制作部門のチームリードとして働く海老原さんにお話しを伺いました。普段はサンフランシスコで働く海老原さんですが、日本オフィスの仕事のフォローのために日本に短期滞在をしています。
■まず、海老原さんの経歴とトランスパーフェクトに入社した経緯を教えていただけますか?
出身は千葉で、大学では理系の学科を専攻していました。新卒では日本企業で働いていたのですが、学生時代に海外でバックパッカーをしていた経験から、インターナショナルな環境で働くことへの憧れを捨てきれず、入社して1年足らずで転職を考えました。そんな時、登録した転職サイトのDaijobを通してトランスパーフェクトの採用担当者から連絡をもらいました。
実はバックパッカー時代に、カウチサーフィンというサイトを通じて、トランスパーフェクトの従業員の一人と少しつながりがあり、社名は知っていたので自然と興味を持ちました。顧客とのやり取りも含めて英語環境、というところが魅力的で、入社の決め手となりました。
採用サイトDaijob
■英語はどうやって学ばれたのですか? 海老原さんの英語はネイティブ並みですよね?
バックパッカーをしていた時に英語に触れる機会はありましたが、正直その時は全く喋れていませんでした。本格的に勉強を始めたのは転職を考えるようになってからです。それでもまだまだでしたけど。
今トランスパーフェクトに入社して8年ほどなのですが、業務で毎日のように同僚やお客様と英語でしゃべります。トランスパーフェクトの同僚やお客様は幅広いバックグランドを持っていて、もちろん英語を第二外国語としてしゃべる方もいます。色々なアクセントやボキャブラリーチョイスに触れることで、英語のスキルを伸ばすことができたと感じています。
■なるほど。その後どのような経緯でサンフランシスコに行くことになったのですか?
入社の際から当時のマネージャーに対して、アメリカに行きたいという意向は伝えておきました。もちろん最初からスキルもないうちに希望の支社に行くことはできないので、4年近くは日本支社でみっちり働いていました。その時はトランスパーフェクトが小さかったこともあり、色々な国のお客様の案件を対応する機会に恵まれました。トランスパーフェクトのライフサイエンス事業・コーポレート事業の案件など様々な仕事の幅をこなし、自己の判断でも案件を動かす経験をすることができうようになりました。上司に仕事面でアピールして、さらに後任となりえる社員のトレーニングをすることで、地盤を固めました。
■なぜ、トランスパーフェクトにいくつもある支社からサンフランシスコを選んだのか教えていただけますか?
アメリカという国は決めていたのですが、サンフランシスコは時差がちょうど良かったのがあります。ニューヨーク本社だと、日本時間で働く人と時間が全く被らないので、太平洋標準時間であれば日本支社とのコミュニケーションの時間が取れると考えました。またGAFAのうち3社が本社を構えるシリコンバレー、「ビジネスの中心地に行きたい」という気持ちからサンフランシスコを選びました。
■海老原さんのように海外行けることを期待して入社する人も多いと思います。何かアドバイスはありますか?
僕の場合は8年前に入社しているので、会社の規模が全く違っています。その時と状況は違いますし、僕と同じようにしても希望が通る、という保証はないかと思います。ただ、僕の場合は「アメリカに行きたい」という自分の希望を通すために、仕事を通して上司にアピールをしたので、そのような意欲を買ってくれる文化は、トランスパーフェクトに残っていると思います。
■ありがとうございます。8年間働かれている海老原さんですが、仕事上でのやりがいを教えていただけますか?
チームリードの立場となり、人材教育をするのが楽しいと感じています。人によって、ビジネスへの考え方は違うので、そういう部分は強要しないで自由な価値観を持ってもらえるように意識しています。もちろん新卒で入ってくる子たちもいるので、教育はしなくてはならないですが、自分にとっての当たり前が教える相手にとっても同じだと思わないようにしています。せっかく仕事をするなら気持ちよく仕事してほしいですよね。
■とても素敵ですね。では逆に仕事をやっていて大変なことや壁に感じることを教えてください。
セールスチームの営業力のおかげで最近では、翻訳だけでなく、カスタマーサポートやコールドコールの代行業務など仕事の幅が増えてきています。それが辛いと感じているわけではないのですが、もちろん新しいことをやるので、難しさはあります。ただ僕の仕事のスタイル、社内でのブランディングのためにも、できる範囲のことにはNOと言わないようにしています。
■その姿勢、見習わせていただきます。最後に、プライベートも含んだ将来の夢を教えてください。
健康に長生き。125歳まで生きるのが僕の目標です!笑
あとは20代のころは自分のことに精一杯だったので、30代の今は社会的に貢献することへ興味がでてきました。アメリカにいるから、という訳ではないですが、社会問題に関して考える時間は日本にいたときより増えたなと感じています。人種差別、LGBTQ、貧富の差など、まだ問題に対してどうアウトプットするか具現化はできていないのですが、何かしらの形で自分が関わることができたら、と考えています。
海老原 至
制作部門チームリード
学生時代にハイスクールミュージカルを見たことがきっかけで、アメリカに住むことに興味を持つ。トランスパーフェクト日本オフィスにプロジェクトコーディネーターとして入社。4年近くを過ごした後、サンフランシスコオフィスに活躍の場を変える。 趣味はジムやヨガ。週末は友人と飲みに行ったりハイキングを楽しみ、アクティブに過ごす。
最後に
トランスパーフェクト・ジャパンでは、現在20件以上のポジションで採用をおこなっています。グローバルな環境で、ローカライズや多言語展開の大規模プロジェクトに関わりたい方、またはトランスパーフェクトジャパンに興味を持たれた方は、求人情報から直接応募いただくか jobs@transperfect.comまでお問い合わせください。
【トランスパーフェクト】
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