動画ローカライゼーションのためのベストプラクティス10選
July 13, 2017
オンライン動画はマーケティングの最も効果的なデジタルツールとなっています。世界のインターネットユーザー40億人という潜在的な視聴者が存在します。約1億人が現在、オンライン動画を視聴しており、オンライン動画のトラフィックは2018年までにグローバルな消費者インターネットトラフィック全体の79%を占めると見込まれていました。オンライン動画は消費者のエンゲージメントで非常に効果的なメディアであることが証明されています。視覚的なコンテンツがない場合、買い物客の48%はサイトを離れ、別の場所で情報を探します。動画を使用しているWebサイトの検索トラフィックは、動画のないWebサイトより41%多くなっています。
したがって、企業はこれまで以上に、グローバルな動画戦略を導入し、自社の動画コンテンツの可視性とアクセシビリティを高める必要に迫られています。ローカライゼーションは、字幕、吹き替え、あるいはクローズドキャプションなどの形式を問わず、海外市場向けの動画を用意するうえで重要な役割を果たします。ローカライゼーションによって、多言語ユーザーがさまざまなコンテンツにアクセスできるようになります。
ここでは、自社の動画コンテンツをグローバルな視聴者に届けるための動画ローカライゼーションのベストプラクティス10選をご紹介します。
1.グローバルな視聴者を引きつける、国際的なアピール力のあるコンテンツを作成する
2.市場、あるいは時間の経過によって変化する可能性のある情報への言及を控える
3.視聴者が字幕を読むスピードに十分対応できる遅いスピードを維持して話す
4.音声ナレーションのスクリプトを入手し、保持して、再利用する
5.画面の下3分の1に表示するテキストや重要な映像を制限する
6.オフスクリーンのボイスオーバーを使用する、またはオンスクリーンのスピーカーの使用を制限することを検討する
7.文化的な感性を考慮する
8.動画がどのメディアで使用されるかを把握する
9.YouTubeやVimeoなどの動画プラットフォームに投稿する際に、必ず翻訳用のメタデータ(タイトル、説明文、タグ)を提供する
10.テーマに精通したエキスパートを見つけて訓練し、承認プロセスに関与させる
参照:
http://www.insivia.com/27-video-stats-2017/
https://blog.hubspot.com/marketing/visual-content-marketing-strategy